最近、ある先生からいただいた本を読んでいます。それは安岡正篤先生の「こころに書き写す言葉」(三笠書房) という本です。この本には非常に短い文章ではありますが、それぞれ「ハッ」とさせられる教えが書いてあります。その中でも「なるほど、そうか!」と思ったものがあったので紹介させていただきます。
気骨 - 「骨力」は人間の基本
骨に気を載せると気骨になる。気骨がない人はどうにもならない。気骨のない人間は、機械的なことはできるが、責任を持ってやらねばならない非常の時には、役に立たない。
骨力とか気骨は人間の根本的要素で、人格の第一次的要素である。
私はこの文章の最後に「ハッ」とさせられました。「人格の第一次的要素である」、という一節です。私はこれまで人間を磨くとか、人格を高める、ということを言うときにどちらかというと「練れている人間」というか「包容力」とか、どちらかと言うと角が取れた鷹揚な人物になることをイメージしていました。しかしそれは角を取るだけの骨がある人が言うことであり、まずは丸くなることよりもこういう気骨を身に付けなければ優しいだけの「良い人」ということなんだ、と気付かせてもらいました。
朝礼でこの話を社員の前でした後、会長(父)からは「そうだよな。要は胆力というものがなければいけないんだよ。」と言われました。やはり「ここぞ」というところで、どれだけ腹が据わって、しっかりした決断が出来るか。そしてそれをぶれることなく実行できるか、ということが人格にとって第1次的要素なんだ、と思います。まだ私は44歳。丸くなることを人格を磨くことだと思っていたことを恥じ、もっと気骨ある人間になることを目指して行きたいと思います。




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