このところヴァンフォーレ甲府の話題が続きましたの、ちょっと話題を変えて・・・。前回続きとなってしまっていたアメリカ・ナパでのWorld Flavorsについて再度お話させていただきます。
こちらは有名なKIHACHIの熊谷喜八シェフです。今回ははくばくのために2品メニューを考案してくれて、自らマーケットプレースにて振舞ってくれました。一つは黒米を使ったカナッペにサーモンクリームを載せたもの。もう一つはオーガニック冷麦を細いパスタのように使って美味しいクリームパスタを作ってくれました。このイベントには36名のトップシェフが日本から来たのですが、その中でも熊谷さんの料理に対する妥協しない姿勢は印象に残りました。
こちらは京都嵐山吉兆の徳岡さんによる、ワークショップです。徳岡さんも2品考案してアメリカ人シェフたちに教えてくれました。徳岡さんは今回のイベントの中でも非常に出演回数、時間の多い正にスターシェフでした。そしてその出演の最後に必ず「我々料理人が料理できるのもすべて農業、漁業など1次産業の方々のおかげなんです。そういう方達への感謝を忘れないでください。」と繰り返していました。きっとこれは絶対に言おう、と思ってアメリカに来ているのだなと思いました。ヴァイタリティーあふれる風貌からすると意外な一面でしたが、きっと本心なのでしょう。
提供してくれたのは十六穀ごはんの焼きおにぎりです。ただしこれも工夫がありまして、片面を焼いて、もう片面は揚げたもち米をまぶして、焼けた香ばしさ、揚げた香ばしさ、そして中身は普通のご飯という3つの食感を楽しむものでした。シンプルですがアメリカ人が好きなロースト感があって、これもアメリカ人には好評でしたよ。
こちらはフィナーレの一幕。最後に日本から来た36人のシェフが全員前に整列して、参加者からスタンディングオベーションで迎えられました。確かに感動的なシーンでしたよ。アメリカに初めて日本から本格的なシェフが日本の料理、魂を伝えに来た今回のイベントは、私にとっても自社だけの活動以上の意味がありました。日本人シェフたちの凛々しい姿に私も心から拍手を送りました。
しかし最後に面白いお話を!このWorld Flavors の会期中で一番盛り上がった場面はなんだったと思います?私が見る限り、それは麻布十番・更科堀井の五代目堀井さんがそばを打ったときです。堀井さんがタンタンとリズミカルにそばを打ち始めると、会場に興奮が広がり始め、段々「フュー!!」という歓声があちらこちらから上がりだし、最後はスタンディングオベーションで大拍手です。アメリカ人はやっぱりこういうわかりやすいイベント性が大好きなんですね。日本人の私から見ると、本当に拍手したいのはそば粉をこねる場面であり、それを3本ののし棒で見事に四角に伸ばしていく場面の方なんですが・・・。そっちのほうがずっと奥深さがあるように思うのだけれども、音はしないし地味なんですよね。アメリカ人の感性はやっぱり違う!
もう1ヶ月も経ってしまったのか、と思いますが鮮烈な印象は今でも残っています。今回痛感したのアメリカで本当に日本の食を学び、それを取り入れていこうとする人々がドンドン多くなってきている、と言うこと。いろいろな場面で「DASHI(出汁)」「UMAMI(旨み)」という言葉を聞きました。これまでの日本食=SUSHIという時代から、もっとバラエティーに富む様々な日本食を受け入れよう、という時代が来たのですね。ラーメンやお好み焼きなどいわゆるB級グルメのようなメニューも大うけでした。さて、我々が提供していくKOKUMOTSUはどうやっていったら、アメリカのお客様に受け入れていただけるのか?簡単ではないけれども、間違いなく大きな可能性はある!という確信を持ってチームはくばくは帰ってきました。




長澤社長は来期監督の三浦氏内定についてどうお考えですか?
あんなに頑張ってやっとJ1にあがれたのに、佐久間さんと深い繋がりがあると聞く三浦氏が就任とは、どうしても腑に落ちません。
どうして昨年率いたチームがJ2降格の危機で解任になった方を、J1定着を目指す甲府に呼ぶのでしょうか。
この2年イチガンって頑張ってきて、やっとJ1に行けることになったのに、その楽しみが半減してしまいました・・・・
こうふさん、コメントありがとうございます。今回の監督交替の問題、非常に難しい判断だったと思います。内田さんの功績に報いたい、しかしそれが果たして来期の甲府にとってベストの選択か・・・。そういう中でクラブとしてはギリギリの判断をしたと私は理解しています。一部では佐久間さんの内輪人事みたいな捉え方をしている方がいるように聞いていますが、それは全くないと思っています。私は1サポーターとして、佐久間さんのこれまでの甲府への献身的な貢献を考えれば、そこを信じて引き続き精一杯応援しよう、と思っています。