44歳になりました

 5月5日は私の誕生日でした。この日は毎年必ず快晴になる、と信じているのですが今年もやっぱり気持ちの良い快晴でした。何の根拠もないのですが、こういうことが自分の密かな自信?になっていたりして・・・。でも自分の誕生日が毎年必ず快晴ってなんだか気持ち良いでしょ。

 この日は妻とヴァンフォーレ甲府と柏レイソルの一戦を小瀬に応援に行ってきました。結果は1-1の引き分けだったので心から喜ぶ、と言うわけには行かなかったのですが、それでも私はある感慨をもって見ていました。というのは、J1昇格を賭けた入れ替え戦のことです。終了間際、照明が消えてしまった例の1戦です。あの時確かに勝ってその次の試合で奇跡の昇格を決めた思い出の一戦ですが、あのときの柏はまさにJ1の有力チーム。胸を借りるというか、我々は格下という感じは否めなかったと思います。それはサポーターの迫力においてもでしたが・・・。

 それが今回の一戦ではそんな格の違いは全く感じませんでした。前半は堂々と柏を押し込み、何度も得点チャンスを演出しました。「ヴァンフォーレ甲府も本当に成長したなあ・・・」といううれしさをしみじみかみ締めつつ観戦していたんです。欲を言えばその得点チャンスをもう1回キチンとものにしておけば・・・と言うものですが。まだまだこのチームは強くなる、と思いました。県民の期待も高まっています。どうか、J2優勝を本気の目標にしてこれから1戦1戦ずつ勝ち点を積み上げていってほしいと心から願っています。

 

 さて私も今年で44歳になりました。3月に2週間ほど会社を留守にすることがありまして、そのことで私自身の働き方というものを考えるようになりました。私がこれまで本当に大事にしてきた年度計画作りもほとんどタッチしなくても社員の皆さんが質の高い計画を作ってくれました。日々のオペレーションもしっかりと行われていました。ということは、私が本来しなければならない仕事は何なのか?社長として私しかできない仕事は何か?ということを問わねばならないと思ったのです。その結論として出てきたことは2つ。ひとつは私は将来の成長のためにイノベーションを起こす役割を果たすべき、ということ。もうひとつは、社員がもっと生き生きと挑戦的に仕事ができるような環境作りを作っていくこと、だと思い至りました。

 

 イノベーションといっても簡単ではないですが、それを志向しない限り実現できないことも事実でしょう。私は自分が鼓舞すべき、リードすべき分野を5つ決めました。この分野を自らリードして、これまでと全く違うステージに持ち上げて生きたいと思っています。その中でも一番何とかしたい!と心に決めているのは「お米の分野」です。今のお米の業界は価値競争ではなく、価格競争です。その結果として生産者も、流通も苦しんでいます。ではお客様が喜んでいるか、というとそうでもない。価値が感じられないからだと思っています。しかしお米はもっと価値がある食物です。日本人が愛して、また日本人を支えてきた正に主食です。この豊かな食の時代にあって、どうしてここまでお米の価値が失われてしまったのか・・・。それが残念でならないのです。

 

 京セラの稲盛さんが、第2電電を立ち上げるときに「動機善なりや、私心なかりしか?」と自問自答して、その結論に確信を持ったからこそ巨大なNTTに立ち向かう腹を決めた、と言う話を伺っています。私にとってはお米は正にそんな事業です。確かに今の業界構造のなかに単に参入したのでは、ハイリスク・ローリターンの非常に厳しい業界です。利益から考えるならば、やらないほうが賢いのかもしれない。しかし今のだらしない日本の中で一人の日本人として私ができる変革といえば、この分野ではないのか、という思いが募っています。さあ、どうするか?確かに難しい決断ですが、じっくり考え自分として、会社として納得の行く結論を導きたいと思っています。人生も半分過ぎましたしね。

 

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コメント

お誕生日おめでとうございます。(かなり遅いコメントですね)ワタシはゆる〜くヴァンフォーレを応援している者ですがこちらのブログはいつも読ませていただいております。お誕生日とのコトですので初めてコメントしました。

日本のお米事情は諸問題を抱えると思いますが、頑張ってもらいたいですね。個人的にはずーっと前から米粉がなぜもっと発展しないのか?と不思議に思っていたので最近の米粉ブームは有り難いと思っています。(米粉で天ぷらにするととってもパリっとして美味しいんですよ!試してみてください)
今後も応援しています。頑張ってくださいね。

じゅんさん、コメントありがとうございます。またブログも見ていただいているようで、重ねて御礼申し上げます。それにお誕生日までお祝いいただき恐縮です!
ヴァンフォーレはいよいよ調子が出てきましたね。これからが本当に楽しみです。ぜひj2優勝でj1昇格に花を添えてもらいたいと思っています。お米について、我々はくばくもなみなみならぬ思いを持っています。それを何とか形にして、お米の価値を高めていけたらなあ、と思っているんです。今後ともよろしくお願いいたします!

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。