2010年4月

VF甲府、4連勝!

 ずっと書くのを我慢してきたヴァンフォーレ甲府ネタですが、いよいよ今日は気持ちよく書かせてもらいましょう!今日コンサドーレ札幌に4-1で快勝し、これで4連勝!この時点で勝ち点16は昇格圏内を争えるところまでようやくやってきました。(どうやら現時点では3位かな?)いやあ、最初はどうなる事かと心配していましたが・・・・。やはり地力というか、本当の力というものは徐々に発揮されていくものなのですね。富山戦の5-0、今回の札幌戦の4-1と得点力もアップし、小瀬のサポーターもゴールの後の歓喜に酔い痴れていることでしょう。実に良いことです!毎試合1万人以上入ってくれるサポーターにとってもこの4連勝は大きな報いとなることでしょう。

 

 今季は最初からJ1から降格組の柏、千葉に対抗する1番手として挙げられるなど、これまでになく高い評価を受けていたヴァンフォーレ甲府ですが見事に(?)スタートダッシュに失敗してしまいました。新加入の選手とこれまでの選手との融合を心配していましたが、それよりも自分たちのサッカーを忘れてしまったかのような試合ぶりにガッカリしていました。勝ち負けはもちろん重要ですが、それ以上にこれまでサポーターを魅了してきたヴァンフォーレ甲府らしいひたむきさがなくなってしまったことにとても危惧を感じていました。しかしだんだんその危惧を払しょくするようなたくましい戦いぶりが復活し、これからが本当に楽しみになってきました。

 

 やっぱり勝つということ自体がチームに勢いを与えるのですね。今日の試合は見ていて非常に楽しい試合でした。マラニョンのハットトリックも見事でしたが、チーム全体が躍動する感じでワクワクする感じが戻ってきました。このGWは過密スケジュールになるそうですが、こういう時こそそのチームの持つ精神的強さが差となって現れるのだと思います。そしてその精神的強さにおいて我がヴァンフォーレこそ「強い!」と言ってもらえるチームではないかと期待しています。

 

 私は今季はJ2での優勝を目指してほしいと思っています。J1降格組は確かに強いでしょうが、遠慮する必要は全くありません。ドンドン上を目指してさらに強くなってほしいと思っていますし、今年のヴァンフォーレ甲府はそれが実現できるポテンシャルを持っているチームだと確信しています。苦しみの中から得たものは本当の力となります。今季のヴァンフォーレの戦いは正にこれからスタート、という感じでしょう。貪欲に、そしてひたむきに、今まで以上に進化したヴァンフォーレ甲府らしいサッカーをこれからドンドンしてくれることを心から期待しています。さあ、いよいよ面白くなってきたぞ!1試合、1試合、勝ち点を積み重ね、J2優勝を勝ち取ってください!

食は心をつなぐもの!

 当社も来春の採用面接がすでに始まっています。実は私もかなり早い段階から積極的に参加しているんです。厳しい就職戦線を勝ち抜くために学生も真剣ですし、そういう学生に私もなるべく早い段階で接し、可能性のある学生を一人でも多く当社に来てもらいたい、見逃すまい、という思いで面接に参加しているのです。最近行った集団面接の中で非常に私が勉強になった考え方がいくつもあったのでご紹介したいと思います。

 

 一つ目はやキャンプなどで子供といっしょに遊びながら学ぶ、という活動をしている学生さんからでした。彼が言うには「キャンプに参加して改めて親子のコミュニケーションが希薄になっていることに気がついた。そしてその親子のコミュニケーションは何と言っても食事がベースになっていることにも気がついた。その食事においてお母さんの手間がかかっていることが子供にとって愛情であり、そこから会話が弾むことが分かった。」と言っていました。実はこれは私もよく社内外で言っていることなんです。当社の製品は家でご飯を炊く、乾麺をゆでる、麦茶を沸かす、といったひと手間がかかるものだけれども、これが愛情の表現につながるって。やっぱり電子レンジでチン!で はいどうぞ!、では会話も弾みませんよね。ハッとしたのは、その前段です。そう、確かに家族のコミュニケーションにおいて食事の果たす役割は本当に大きい!ということです。家族にとって食事がどれだけ大切か、これを再認識させてもらいました。

 

 2つ目は食における思いやり、という話でした。当社を志望する学生さんはそれぞれ食に対して高い意識を持っている人が多いのですが、彼女が語ったのは「母が自分の健康を考えて、嫌いなものを分からないようにしたりして、一生懸命食べさせてくれた。もちろん栄養的にも必要な話だと思うが、そういう親の愛情をありがたいと思った。食にとって思いやりが私は重要だと思います。」ということでした。これもなるほど!でした。この話からも食というのは、単に栄養を摂るものではない、ということを改めて教えてもらいました。

 

 3つ目は、食品メーカーの家庭の食に対する示唆を与えてくれました。その女性は「食品会社において大切なことは、各家庭の色、味に染まることのできる製品を提供することだと思います。食事は家族の絆を深める場であると同時に、思い出をつくる場でもあるからです。」と語ってくれました。このコメントにも感動しました。家庭の色、味に染まる食品って良い表現ですよね。確かに食品て言うのはそういう側面を持っていますね。つい簡便性を追い求めてしまうのが食品メーカーだけれども、その家庭の味に染められる、というのも心をつなぐという重要な意味では価値になることを教えてくれました。「みんなすごく良いこと言うなあ。」とつくづく思ってしまいました。

 

 これらの学生の真摯な意見を、今朝散歩しながら思い出しながらもう一回考えてみました。これまで私は「穀物の感動的価値の創造」とずっと言ってきましたが、そこにひとつ大きな視点が落ちていたなあ、と思ったんです。そう、家族の愛情を育む、という大きな大きな価値です。むしろこれが食の持つ本質的な価値の一つだったと気がつきました。豊かな食生活の実現、と言ってきましたが正にその豊かさとは「心の豊かさ」だったことを改めて強く感じました。そうそう、食が豊かな関係を結ぶのは家族だけではないでしょう。「食は心をつなぐもの!」ということですね。自分たちの仕事が人間にとって一番大事な心を結ぶことに貢献しているんた、ということに気づかせてもらいました。ありがたいなあ、と思います。食に携わるという言うことは、心をつなぐ仕事なんですね!

叔父のはくばくへの想い

 先月3月29日未明、叔父・武久が約5年間の闘病生活の末に亡くなりました。全身の筋力が徐々に、しかし確実に失われていくという難病にかかり、本人にとっても家族にとっても大変な5年間だったと思いますが、最後は苦しまずに静かに旅立っていきました。家族にとっては突然の別れは辛いものだったでしょうが、苦しまなかったと言うのはホッとする面もあったのではないでしょうか。本人と家族が双方とも病気と向き合う覚悟を決めて、ともに乗り越えてきた5年間だったのでしょう。そしてまた苦しみの中からこそ生まれる真の意味での家族の深い尊い絆を残して旅立っていきました。

 
 私が入社したとき、叔父ははくばくの専務取締役・営業担当でした。当時はなかなか厳しい業績と言うこともあって、社長であった父から会議の席上などで厳しい叱責があることもたびたびありました。私も営業担当でしたので、その責任を叔父一人に背負わせているようで心苦しいものがありました。同席していた他の幹部社員もきっと同じ思いだったと思います。父も何とか会社を良くしたいという真剣な思いでしたから、お互いがわかり合えて認めあう、と言うことは残念ながら少なかったように思います。

 
 実は私も一時期、父から何度も同じような指摘を受ける叔父に対して「この叔父は変化しようとしない甘い人ではないのか?」なんて事を不遜にも思っていた時期がありました。しかしあるとき、「自分とは全く違う覚悟を持って仕事をしているんだ!」ということを気付かされることがあったのです。大阪へ一緒に出張することになり、夜の新幹線で二人でビールを飲みながら話をしていたときのことです。叔父は「俺の仕事は社長の経営判断が何であれ、それを絶対に成功に導けるようにすることなんだ。」と淡々と言いました。それが叔父の本心である事がそのときはなぜか直感でわかりました。「ああ、この人はこういう思いで仕事をしているんだ」とこれまでの叔父への見方が如何に浅いものだったかを思い知らされた気がしました。

 
 叔父はとにかくはくばくが大好きだったと思うんです。自分はNO2として、兄の経営判断に従ってはくばくが良くなるために俺は頑張るんだ、という決意を持っていたんだと思います。だからこそ社長に叱られても叱られても争うことはせずに物足りないくらい従順で、営業担当として全国のお得意先に愛されるくらい頑張っていたんだと思っています。もし仮に叔父が父と張り合って派閥を作ったり、陰で非難したりしていたらとんでもなく会社は悪い方向に向かっていたと思っています。そんなことを全く感じさせず、営業に体を張って頑張ることが叔父なりの精一杯のはくばくへの思いの表現だったと思っています。


 告別式の最後の親族代表の挨拶で父が「弟は本当に人の良い人間だった。」としみじみ話すのを聞き、「父もそういう叔父のよさは十分にわかっていたんだなあ。」と思いました。そして兄弟で経営をする、と言うことは本当に難しいものだ、とも私も改めて感じました。これがお互い別の会社に勤めていたら、お互いにもっと楽しい兄弟関係でいられただろうに、と複雑な気がしました。でも叔父ははくばくが大好きだったからこれで良かったんでしょう。病気になってからもはくばくのことは気に懸けてくれていましたし、業績のことも本当に喜んでくれているようでした。こういう人生を懸けて支えてくれてきた人がいるお陰で今もあるこのはくばくと言う会社を私は責任を持ってもっと良い会社にしていくことで叔父に報いていきたいと思っています。冥福を心からお祈りいたします。 合掌。

一人の花見

 先日、健康について反省し、運動もしなくちゃ!と思ったことを書きました。それから朝、1時間程度歩くことにしています。以前は朝早くから歩いている人を出張へ出かける際に見かけると、「暗いうちから寒いのに本当によくやるなあ」とまるで他人事だったのですが、まさか自分がそういう心境になるとは!自分でも驚いています。しかしやってみるとこれが結構楽しいんですね。走るのと違って、息もつらくないし、体への負担も少ないので、景色を楽しんだり、考え事をしたり、楽しめます。私は毎日違うコースを通って、田舎の朝を満喫しています。

 

 そして今日はその応用編として、自転車も組み合わせて今満開の桜を楽しもうと思って企画しました。地元では桜の名所として有名な大法師公園と、それにはちょっと劣るけれどもそれなりに美しい殿原公園という2か所を一気に回ってしまおう、というものです。自転車も久しぶりでこっちも楽しみでした。 今朝はまさに快晴!桜見物には最高の朝でした。

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  まだ誰もいない通路です。しかし実はこの公園へ来る道すがら、もう県外ナンバーの車が続々と来ていました。大宮、所沢、岩手!、足立、本当に朝からご苦労様です。でも良い天気でよかったですね!

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やっぱり殿原公園は大法師公園に比べると、やや寂しいという感じがしてしまうのは仕方ないのでしょうか・・・。でも地元の花より団子チームにとってはありがたい穴場なのでしょう。

 

 桜の盛りは短くて・・・。こういう朝にゆっくり桜を愛でることができたことは本当に幸せでした。田舎に住む特典を満喫させてもらいました。充実の朝に感謝、です。

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プロフィール

社長写真

株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。