2010年1月

休日のすごし方

 もう今日で1月も終わり。この前お正月だと思ったんですがねえ。また今年もアッという間に過ぎてしまうのでしょうか。しかし人生は一度限り。織田信長が最も好んでいた「敦盛」の舞の一節、-「人間50年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生を得て滅せぬ者のあるべきか」-を昨日の日経新聞で読みました。ここで言うところの、いつか果てるこの人生。ならば命ある限りは精一杯生きていくべし、ということでしょう。

 

 さてこのところブログも堅い内容が続いていたので、今回は軽めに私の休日の過ごし方をご紹介します。今日は久しぶりに何も予定のない一日でした。こういう日はゆっくり起きて、家族と一緒に朝食です。今日は良い天気だったので、爽やかな目覚めでしたね。田舎の空気はおいしい!珍しく今日は子供たちも全員いて、朝からにぎやかな朝食でした。こういう何気ない家族の時間が本当は幸せなんでしょうね。その後はいつもコーヒーか、お茶を淹れて妻とゆっくり新聞を読むんです。甘いお菓子も食べながら、こちらも豊かな時間です。クラッシック音楽もかけることもありますよ。

 

 この後は私はダイニングと居間に丁寧に掃除機をかけるのが趣味?なんです。フローリングなのでちょっと汚れているところは雑巾もかけて、と。ちょっと汗ばむ感じになるのが気持ちいいんです。特に食事をするダイニングテーブルの下が汚れていると気持ちが悪いので、ここは特に念入りに。そして空気も入れ替えて、すっきりしたところでまたのんびりとお茶なんかしたりして。実は大学時代、一人暮らしをしていたときは掃除なんてしたことなかったんです。当然、家の中は埃や髪の毛があったりして、それは汚かったでしょうね。それでも全然平気だったんです。しかし人間変われば変わるものだ、と自分でも不思議になります。

 

 その後は大体、ゴルフの練習に出かけます。1時間くらい、みっちり打ち込んでちょっと汗をかいて、と。そろそろまた江連アカデミーで本格的に練習を再開しなければ、と思っています。やはり自己流だと限界を感じてしまいます。さて、今年はどのくらいのスコアで回れるようになるものか・・。私はある方のアドバイスですべてのスコアを手帳につけて、平均スコアも出すようにしているのですが、去年は結局平均スコアが悪くなってしまったのでした。今年こそ!と思っているのですが、果たしてどうなることやら・・・。

 

 そのほかにやることといえば、実は靴磨きです。私は結構、靴が好きでして、かなり昔の靴を丁寧に磨いて履いています。黒い革がピカピカに光るのが好きなんです。でもこれって仕事に向かう心構えとして大事だと思っています。そして最近、凝っているのは実はWii Fit です。1年くらいご無沙汰だったのですが、新しいソフト・プラスが発売されたのでまた最近始まりました。やってみると、やはり運動が大事な事が実感できます。筋肉痛になったりするのですが、体が引き締まるのがわかるので気持ちがいいです。ひどかった肩こりも良くなってきたような気がするのもお得な気分です。

 

 後は息子とウィニング・イレブンというサッカーゲームで対戦したり(2試合だけと決めています)、子供たちから勧められた東野圭吾さんの推理小説を読んだり、やり残した仕事をしたり、っていう感じで一日が終わります。そうそう、忘れてならないのは家飲み!外で飲むお酒よりも、私はリラックスして妻の手料理で飲む家でのお酒が一番おいしく感じます。そして田舎の夜は早く暮れるのです。11時には遅くとも寝てしまうでしょう。そしてこれで完璧に充電完了!明日からの仕事にまた気力充実で向かう、という感じです。こんな平凡なすごし方ですが、私は本当に幸せな休日だと思っています。

ひたすらお客様に喜んでいただく

 当社の使命は「穀物(基本食)の感動的価値の創造である」、といろんな場面で申し上げています。でもなかなか感動的価値というものがピンとこない、というのも事実でしょう。だからもっとわかりやすく、こういう風に表現してみたいと思います。「お客様に感動してもらえるくらい喜んでもらうこと」この方がわかりやすいですかね?

 

 最近、スーパー成城石井の大久保社長のお話を伺う機会がありました。このところスーパーさんはお客様の低価格志向に各社とも苦しみ、その対応を迫られています。しかし大久保社長は「ひたすらお客さまに喜んでいただくことを目指している!」とはっきりとおっしゃいました。極端な話、お客様が本当に望んでいるものがお店になかった場合、その他の商品を売り込んではいけないのだ、ともおっしゃっていました。むしろ「ああ、このお店の店員は本当に親切だ。また来たい。」と思っていただきファンを増やすことこそが大切なのだから、おかしな売り上げを追いかけさせないとも。

 

 このお話を聞いて、心から共感しました。こういう低価格が叫ばれる時代だからこそ、ひたすらお客様に喜んでいただくことを目指している姿勢こそ、本物だと思いました。これを逆に言い換えれば、ひたすら価値を創造することこそが、この時代に求められているのだと確信しました。私も社内でこういう低価格が要求されるときこそ、がんばって価値で勝負しようと言っておりましたが、「やっぱりそうなんだな」、と後押しをしてもらったような気がします。価格は価値と必ずセットであり、単純に価格だけの比較はありえない、と言うことだと思っています。そして価値とは、品質と言うことだけではなく、商品トータルとしてお客様にどのように思っていただけるか、と言うことだと思っています。

 

 今朝、妻からこんな話を聞きました。妻の友達がそのまた東京の友達に当社の十六穀ご飯をお分けしたところ、それがすごくおいしいんでスーパーにわざわざ買いに行って食べ続けている、と。また初釜うどん、といううどんもすごくおいしいんでお米屋さんで発見したら大喜びで買い続けていると。私の知り合いの方からも最近「初釜うどんを食べて感動した!」とわざわざメールを送ってきてくれました。こういう喜びに不況、節約は関係ないですよね。これがとてつもない高額商品であれば別ですが、食べ物の世界ですから知れています。こういうお客様に喜んでいただくことを社員全員が追いかけること、これがこの不況を乗り切る絶対の方向性だと思いました。

 

 例えば商品で喜んでいただく、ということはこういうことでイメージしやすいでしょうが、社員の対応、一人ひとりの行動がそれぞれのお客様に喜んでいただくことを本気で目指す、と言うことだと思います。誠意を尽くして、お客様の立場に立って考え、喜んでいただけるように行動すること、この積み重ねがこの不況期の勝負の分かれ目だと覚悟を決めて、これからもやっていこうと思います。我々はひたすらお客様に喜んでいただくことを目指す!改めて宣言します。

ちょっと不便くらいが良い?

 以前から書こう、と思っていた話があります。それは最近のIT技術の進歩によって、生活のいろんなシーンが本当に便利になってきているけれども、これって人間にとってはある意味では退化ではないかなあ、と言うことです。例えば、カーナビ。実は私は恥ずかしいくらい方向音痴なのですが、そういう私をバッチリサポートしてくれるありがたーい代物です。これがあるお陰で初めて行く場所も地図も見ないでどんどん車で行けてしまいます。到着時間の予想も助かります。そういえば最近、地図なんて全く見なくなってしまいました。

 

 でも最近こんなことがありました。以前から知っているゴルフ場へみんなで行くことになって、私がたまたま先導したんです。念のために、ということでカーナビに入力してスタート。しかしどうもカーナビが案内する道が自分のいつも使う道と違っているんですねえ。でもカーナビが案内するんだから何か理由があるのだろうと忠実に従っていくと・・・・。なんだかとんでもない道をグルグル回って冷や汗をかきながらゴルフ場に到着。当然後ろの車からは「おいおい、一体どこ行くんだ!?って思ったぞ。」とのご指摘。ごもっとも、という感じでした。素直に自分の知っている一番良い道を行けばよかった・・。

 

 それから携帯電話のさまざまなサービス。あれも本当に便利ですよね。特に私が利用していたのは、乗換案内とナビタイムでした。~していた、という過去形なのは、昨夏からスマートフォンという奴に切り替えた結果i-モードが使えなくなってしまったからです。確かに不便ですね。私は出張が多いので、あの機能は大活躍していました。出発時間の設定、一日の時間の配分、一番早く行ける方法など「これは素晴らしい!」と心から満足しておりました。この2つだけは何とか使えないものかなあ、と思ってスマートフォンのネット機能でやろうと思ったけれども面倒なので止めました。

 

 しかしこの生活?に慣れてみて思うことがあります。以前この2つのサービスを使っていたときは、そこに表示されていた時間通りに乗り換えしないとどうも気持ち悪い、というようなところがありました。ナビタイムだと乗るべき車両まで教えてくれますよね。別にそれに乗らなくても良いんですが・・・。どうも携帯電話に指示されているような気分の悪さかな?最近は昔ながらの地下鉄の路線図をもう一度入手して、自分なりに一番良い方法を考えて乗り換えています。これだと本当にベストかわからないんだけれども、逆にベストも知り得ないから「まあ、これが一番なんだろう。」と心はゆったりしています。

 

 これからはクラウド・コンピュータの時代らしいですね。そうなると今よりもさらに格段にいろんなものが便利になると聞いています。でもそうなるともっと人間は自分では物事を考えなくなるんだろうな、と思います。コンピュータに言われたとおりに動く、みたいな感じですかね?冒頭に「ある意味では退化では?」と書いたのは、人間が本来持つ研ぎ澄まされた感覚がどんどん鈍くなっていく、という意味です。動物は自然のちょっとした変化から環境の変化を読み取り対応しています。人間も本当はそういう繊細な感受性、本能を持っていたと思うのですが、最近は鈍感でもコンピュータが代わりをしてくれます。これは文明の進化かもしれないけれども、人間にとっては退化かな、なんて思ったりして。そこで思っているのは、ちょっと位不便なほうが人間らしくていいなあ、ということでした。でも方向音痴にとってはカーナビは手放せない、というのも事実なんですがね。

 

いい気になるな!

 新年、明けましておめでとうございます。今年も引き続き、どうかよろしくお願いいたします。今年も穏やかな気候の中で正月3が日が過ぎ、私も久しぶりにゆったりとした時間をすごすことができました。そして4日には恒例の当社の年賀式が行われ、その後こちらも恒例の日蓮宗総本山・身延山へ参拝に行ってまいりました。今回のお話はそのときに引いたおみくじのお話です。

 

 今年のおみくじは『大吉』でした。今までも大吉だったことはあるのですが、今回はその内容がすごかったんでちょっとビビッてしまいました。ーー「公私共に絶好調の気運があなたを包み込んでいます。あとは今、考えていることをいつ実行に移すか、ということ。」とありました。これはうれしいというよりも、怖いような気がしたんです。これでは今が絶頂期で、それを過ぎれば下り坂?という風にも取れますしね。でも新年早々、凶よりは良いですかね!

 

 しかし最後のほうにこう書いてありました。--「いくら好運気と入っても、あまりいい気になっていると思わぬ落とし穴があったりします。要は、せっかくあなたに有利な状況が整っているのですから、あなた自身がそれを確実に自分のものにするために、自己を見直す余裕を持つことが大切だということです。」こちらのほうが、心に残りました。実は私は小さい頃から母からは「いい気になるなよ。」(甲州弁では「いい気になっちょし!」)と言われつづけて来ました。恵まれていることに対して、謙虚でいなさい、という風に理解してきたんです。

 

 今回このいい気になるな!ということを、もう少し深く考えてみたんです。誰だって「自分はいい気になっているなあ!」なんて思う人はいないんです。なぜならばそういうことに気が付かなくなった状態を、人はいい気になっている、というのですから・・・・。では自分でも知らないうちにいい気になっているとどういうことになるのか、と私なりに考えたのは、努力を怠るようになったときではないかと思ったのです。今の自分でこれからもやっていける、と考えたときに人は努力をしなくなるのでしょう。これまでもうまく行ったんだから・・・という根拠のない自信から日々をすごし始めたときが、いい気になった状態だ、ということです。

 

 だから私は今年気をつけなければならないのは、もっと貪欲に努力していくことだと思いました。その努力とは、目的が必要でしょうが私にとっては社員が幸せな会社と作ることだと思っています。そのためにはまずははくばくの経営を必死にやっていくことが最初の努力でしょう。また素晴らしい人との出会いを積極的に作っていくこと。いろんな分野でがんばっている方、実績を残された方に教えを乞いに全世界を駆け回りたいと思います。また本を読むこと。経営書はもちろんいろんなジャンルの本をどんどん読んでいこうと思います。また英語ももっと上手になるために勉強したいし、ゴルフも今年はブレークスルーする年にしたいと思っています。

 

 でも努力って苦しいものではないと思っています。明確な本当に成し遂げたいものがあれば、そこに向かう努力は楽しみだと思っています。なぜならば、どんなこともいつか必ず達成できるその目標への一過程だと考えるからです。思わぬ結果がでなくても、逆風が吹こうとも、絶対に到達できる目標に対してちょっと遠回りしている、と考えています。今年も皆様にとって、良い年でありますように心よりお祈りしています。

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。