今日、当社は仕事納めの日となっています。2009年も早いものでもう暮れようとしています。つくづく思うのは、月日の経つのが早い、ということ。しかも年を重ねるごとに、加速して来ていると感じるのは私だけでしょうか。今年もいろんなことがありましたが、前を向き続けて走り続けてきたせいか、どうも過去を忘れてしまっているような・・・・。それでも一つの区切りとして振り返り、改めて御世話になった方に感謝の気持ちを表したい、と思っています。
まず今年の初めは昨年秋からの深刻な金融危機がどこまで自分達の経済活動に影響を及ぼすのかが把握できなくて、非常に不安の中でのスタートだったことを思い出します。周囲の企業では、やれ受注が昨年の50%だの、やれリストラが行なわれただの、「こりゃ、大変なことだ!」と思ったのを覚えています。しかし新年の社内報で私は「こういうときこそ自分達がやるべきことを、やりぬくことだ」と書かせてもらいました。そのやるべきこととは、ムダの徹底排除と穀物の感動的価値の創造、というこれまでもずっと言ってきたことなのですが。結果的には我々食品業界には「受注の激減」と言う大きな波は襲ってこなかったものの、その代わりに「低価格」という波が襲ってきた、と言う感じでしょうか・・・。
また4月の社内報を読み返すと、また新しい不安が襲ってきていたことがわかります。それは当社の重要な原料である国内産大麦の30%値上がりと、輸入小麦の自由化の問題です。どちらも非常に当社にとっては大きなインパクトをもたらすものであり、これはまだ解決されたという課題ではないのです。むしろ来期以降も経営に大きな影響を与えるものとして、心して対応していくべき課題、と言う感じでしょう。スーパーさんの低価格志向と、主要原料高という環境にどのように対処していくか、これはやりがいがありますね。
また今年は「穀物の棚」という提案を秋口にさせていただきました。雑穀をごはんに混ぜて食べていただく以外にも、おかずに混ぜて食べてみませんか?という提案です。雑穀市場もひところの勢いがやや弱まってきたことを感じます。もちろんごはんの中に雑穀、大麦を混ぜて食べていただく努力も一層していきますが、生活の中にもっとひんぱんに穀物を取り入れてもらうためにおかずにもおいしいですよ、という提案です。例えば挽き肉の代わりにタカキビという雑穀を使ったり、サラダに雑穀をトッピングしたり、と言うことなんです。外食や、お弁当でこういうメニューを実際に食べてもらうことも重要だと思っています。
しかし私としてこの1年で一番変化のあったことといえば、社員の皆さんの働きぶりだと感じています。これまでも当社の社員は「真面目」である、と思っていましたがここに「自発性」が加わってきたと言う感じです。仕事の楽しさは自分からやることだと思っています。改善活動においても、CFT活動においても、もちろん日常業務においても、以前に比べ「自ら動く」社員が増えてきているという手ごたえを感じています。この動きをもっと広げ、もっといろんな人が、もっと強く、大きくそういう活動を進めてくれるように私もサポートしていくことが私の重要な仕事だと思っています。
でも一方で「いい気になってはいけない!」ということも強く感じています。実はあるお客様から「はくばくの営業マンは最近、高飛車だ!」と言われました。実に残念でしたが、これは社長の経営姿勢に問題があるのだと反省しました。ブランドとして認識され始めているからこそ、これまで以上に謙虚に振舞い、地道に行動しなければならないのです。まず私が自分の姿勢を改めて、さらに機会あるごとに社員にもこのことを伝えていかねば、と思っています。
この1年、はくばくの活動に対して、本当に多くの方々の御世話になりました。まずは当社の商品を買っていただいているお客様、社員の方々、お取引先の皆様、仕入先の皆様、ヴァンフォーレ甲府の関係の方々、地元の方々、本当に、本当にありがとうございました。来年も「もっともっと良い会社になる」ことを社員の皆と追いかけていきたいと思っています。どうぞ、みなさま良い年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。




(長澤重俊)
(岩田)
(佐々木 伸)
(長澤重俊)
(藤井)
(長澤重俊)
(じゅん)
(長澤重俊)
(吠える投魂)
(長澤重俊)