残り9試合

 久しぶりにヴァンフォーレ甲府のことを書こうと思います。先日の岐阜戦、非常に劇的な勝利でした。私は長いシーズンでどこかに節目があり、そこで勝てるかどうか、という厳しい局面があると考えていますが、今回の岐阜戦はそのひとつであったように思います。上位の各チームは「絶対に勝たねばならない」というプレッシャーの中で、緊張感を持った戦いをしています。その中で今回甲府は先制点を後半に奪われるという最悪の展開。しかもその後も点が入らず、ジリジリと時間だけが過ぎていくというさらに悪い展開。

 それを打破し、2点を奪って逆転勝利したことは、非常に大きな意味があると感じています。というのは、これまで課題とされていた「下位のチームからの勝利」という課題を苦しみながらもクリアしたからです。どんなチームにも苦手意識というものはあるはずです。ヴァンフォーレの場合はどうもこの下位チームにあるように思えてなりません。理由はいろいろと言われていますが、私は決して選手が油断しているとか、楽して勝とうと思っているとか、とは思っていません。逆に「この試合は絶対に勝たねばならない」という思いが、選手を縛り付けて、焦らせているように考えています。

 仕事でもそうですが、「○○しなければならない」という考えだと、苦しくなってしまうのです。逆に「○○したい!」と考えると楽しくなってくるのです。きっとヴァンフォーレが上位のチームに強いのは「勝ってやるぞ!」という前向きな気持ちになって戦っているからだと私は思っています。それで結果が出ているのですから、技術的、戦力的には絶対にJ1に昇格できるチームなのだと確信しています。

 さあ、残りは9試合となりました。これからの残り9試合は、正にこの「気持ちの勝負」となってくるのではないでしょうか。一つはもちろん「絶対に昇格するんだ」という強い気持ち。最後の最後まで諦めない、全員の思いが強いチームが最後の栄冠を勝ち取るのでしょう。そしてもう一つは「勝たねばならない」という義務感ではなく、「絶対に勝ってやる!」という前向きな楽しむ気持ちが大切だと思うのです。

 私は間違いなくJ1昇格してくれるものだと信じています。もう既に来期のJ1の戦いをイメージしてワクワクすることもあるくらいです。残り9試合というのは実は短くもあり、長くもある試合数です。一つ一つ、勝ちを重ねていくこと。これしかないでしょう。今年のチームスローガンである、一丸(ICHIGAN)を正に発揮するときがやってきました。もちろんこの一丸にはサポーターも、スポンサーもフロントも皆含まれるのでしょう。さあ、気合を入れていくぞ!

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コメント

社長様
更新お待ちしてました。
毎度、社長様の見解に深く共感しながら拝見しています。

blogを拝見していますと、メインスポンサー様としての利害関係を超えた社長様のスタンスが、私には清々しく(甲府らしく?)映ります。

要は、単純に甲府を後押しする気にさせられます。

私は勝手に、甲府というクラブが日本サッカー界を代表する「いわゆる地方クラブの優秀なモデルケース」として、広くアジアレベルで紹介されているシーンを描いています。

それにはまず目先の結果も必要ですね。

まずは、J1を皆で勝ち取るつもりで、我々サポーターも残る9節、できることを悔いなく実行することを近い目標とします!

ここまで積み上げるまでの「重さ」を振り返れば、必然的に簡単に逃すわけにはいかないとだれもが理解できるはずですから・・・。

長期的には・・・
甲府に目指してもらいたい目標:ACL出場!
甲府に意識してもらいたい目的:山梨県民の象徴・憧れの存在になること(特に子供の)

長文失礼いたしました。

早速コメントいただき感激しております。すみません、このところ更新ができませんで。
でもいよいよJ1昇格に向けての大詰めを迎えつつありますね。
サポーターとしてもこれからの1試合1試合、悔いの残らないように応援しなければなりませんね。
絶対に昇格する、と私はもう思い込んでおります。こういう思い込みは必ず実現すると私の経験ではなっているのですが・・・。

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。