「娘の名前はららら」、http://www.koubunken.co.jp/0325/0311.htmlこういう題名の本を最近いただきました。不思議な題名でしょ。著者は祖父江真奈さんという方で、ふるさとキャラバンという劇団の創立メンバーであり今もガンガン頑張っていらっしゃる方です。当社も4年ほど前からこのふるさとキャラバンさんを応援しておりまして、いろいろなご縁をいただいております。http://www.furucara.com/それにしても娘さんの名前に「ららら」とつけるとは大したご両親です。
しかし今回の不思議は縁にはやっぱり驚きましたね。というのは、その祖父江さんはふるさとキャラバンの中心メンバーなのですが、その娘・らららさんが今何とオーストラリア・バララットに留学している、と言うことがわかったからです。世界中こんなにいろいろな学校があるのに、オーストラリアのそれもすごい田舎のバララットに留学している人と偶然出会うなんて・・・・。バララットに工場のある日本企業って当社だけなんですよ。おそらく日本人も本当に少ないと思うのですが。実はその娘さんの名前が「ららら」とおっしゃいまして、脳性マヒで足が不自由なのですがが、その障害を乗り越えて一人で留学しているんです。
その話がふるさとキャラバンさんの営業・大河原さんを通じてわかった後、祖父江さんからこの本が送られてきました。この本にはお二人の写真が一杯載っているのですが、そこに表現されている祖父江さんとらららさんの表情は実に豊かです。「生きている!」と言う感じですね。真剣な表情もあり、大笑いしている表情もあり、穏やかに微笑んでいる表情もあり・・・、どれも障害なんてことを超越して、生きていることを楽しんでいる!と言う感じです。
その中でこんな話が載っていました。それは脳性マヒのため、まともに走れないらららさんが、何としても運動会のリレーに参加したい、ということでクラスで話し合って、走る距離を短くするのではなく、スタートを2度することで(らららさんを先にスタートさせるため)解決した、と言う話です。その決定を受けて皆に迷惑を掛けないように真奈さんとらららさんは毎日必死で練習したようです。そして当日、らららさんはその練習の成果もあって無事にバトンを渡し、そのチームは優勝したんだそうです。その夜、「ららら、ごめん。脳性マヒで産んじゃって・・・」と謝る真奈さんにらららさんが「お母さん、もう10年経ったから時効だよ。」って明るく答えたんだそうです。
真奈さんはようやく素直に子供に謝れた、ということと同時に、娘がそれを受け入れ、許してくれた、ということに本当に感動したそうです。障害を持った子供を持つ苦しさ、大変さということは事実としてあるでしょう。しかしそれをどう感じるかは心の問題です。このお二人を見ていると、その障害をものともしない、生きることを喜びとしている、ということを強く教えられました。幸せかどうかは、本人が幸せと思っているかどうか、ということ。正にこれが積極一貫の心なのですね。
実は今週の月曜日からそのオーストラリア・バララットの当社工場に来ております。そこで今このブログを書いているのですが、今回はまだらららさんにはお会いできていません。どうやらすれ違いで一時帰国のようです。でも私もここへ来る機会が増えそうですし、絶対に一度こちらでお会いしたいと思っています。そしていろいろとお話ができたら、また違ったことを感じることができるかもしれない、と期待しています。今回はまたもや不思議なご縁の話でした。ありがたいことです。




ゎたしも読みました!!