勝沼醸造・有賀社長さん

 昨日の日曜日、両親、祖母、私の家族5人、弟の家族5人、合計13名で、ちょっとした県内バス旅行をしてきました。メインは勝沼醸造さん(http://www.katsunuma-winery.com/)の見学です。オーナーである有賀社長とは私も父も、県内の会合でよく知っている間柄でしたので、有賀社長のオーナーコースという説明コースを申し込んだのです。これが実に正解でした。有賀さんのワインにかける情熱について直接聞くことができ経営にも役立った上に、好きなワインの知識も増えました。その後の直営のレストラン「風」での食事、特に名物・ローストビーフは最高でしたよ。これについては後ほど・・・。

Tour 

 まずはワインのお話について。なんといっても原料、つまり葡萄が大事なのだ、ということ。改めて気づかされたのですがワインは水を加えたりしないんですよね。あっそうか、と思いました。穀物から作るお酒と違って、最初から水が含まれているんですよね。だからこそ原料の葡萄がどれだけワインに適したものであるかが、勝負なんだということです。しかしワインの原料という意味では山梨の葡萄作りはまだまだなのだということも知りました。その最大の問題点は糖度の低さであり、本来22度はなければ美味しいワインはできないのだそうですが、16度とかしかないのだそうです。これを如何に解決していくか、これが山梨のワイン作りの課題でもあり、特徴作りでもあるのだと感じました。

 その解決のために原料を自社生産に切り替える努力をしています。それも効率よりも絶対に品質を優先して、葡萄作りを追求していました。葡萄畑も実際に見せていただいたのですが、そこには先代社長、つまり有賀さんのお父さんが黙々と葡萄の手入れをしていましたよ。また製法としてもさまざまな工夫をしていて、シュールリー(酵母の死骸・澱からうまみ成分を戻すのだそうです)や、アイスワイン(凍らせて糖度の高い部分を取り出してから醸造する方法なのだそうです)などを駆使して、この糖度の低さをリカバリー使用としていることも聞きました。また最近ではさらにこだわって、畑ごとの葡萄の特色を生かしたワイン作りをしていると・・・。

 こういう話を現場を見ながら、あるいは利き酒をしながら伺う2時間半は非常に楽しいものでした。実は利き酒が楽しかっただけだったりして・・・。でも有賀さんからそれぞれのワインのコンセプト、製法の違い、原料の違いなどを聞きながら、味わうワインは本当にどれも個性がありそれぞれ素敵なものでした。それはそうですよね。どれも有賀さんが心を込めて作りこんでいる一品なのですから。その中でも実は気に入ったのは、樽熟成をかけてやや赤ワインのような風情を持ったピッパという商品と、ダントツ気に入ったのは畑指定の伊勢原というワインでした。もちろんお礼の気持ちも込めて、ケースでたくさん買ってしまいました。山梨のこだわったワインとして、いろんな方に上げようと思いまして・・・。

 その後のレストラン「風」も子供たちも大喜びの素敵なレストランでした。最初の皿のカツオのカルパッチョ風の一品も、次のスープも本当に手作り感があっておいしかったです。しかし何といっても圧巻はメインのローストビーフであり、これは肉質といい、焼き方といい、さらに本わさびをたっぷりつけてたまり醤油で食べる食べ方といい、大満足の一品でした。絶対にお勧めです。これは間違いなく私にとって”美味しい店”です。皆さんもぜひどうぞ!http://www.katsunuma-winery.com/kaze/index.html

Naisou

 有賀社長の経営理念もホントに勉強になりました。いろいろな気づきを、実際の経営に反映し、原料の葡萄作り、製法への工夫、こだわり、さらに畑指定までの進化へと実際に行動に移すことは大したものだと思いました。そして「感動が大事なんだ!」という言葉は正に我が意を得たり、でした。最後に飲ませていただいた伊勢原は、本当に感動しました。全て「甲州」という山梨の葡萄を使いながら、ここまで素晴らしい白ワインができるんだ、と素直に感動しました。お蔭様で素晴らしい休日を過ごすことができましたこと、この場を借りて御礼申し上げます!

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コメント

甲州は、勝沼醸造のイセハラとメルシャンのきいろ香がいいですよね

nekobaraさん、久しぶりですね。
お仕事どうですか?
甲州のワインに詳しいとはなかなかやりますね。
確かにイセハラは感動の味でしたよ。

長澤社長、ご無沙汰しております。
コメントはしてませんが、毎回楽しみに読ませて
いただいてます。

仕事のほうは、いよいよ来年が勝負になりそうです。
この前薦めていただいた『フラット化する世界』を
今頃ですが、やっと読み始めました。まさに私が踏
み出した世界で、面白いです。いい本を教えていた
だき、感謝です。

山梨のワインいや日本のワインが世界に認められるには
甲州しかないと思うし、そうなったら、山梨県民冥利に
つきますよね。

あと、ヴァンフォーレも10年後ぐらいに、今年の
レッズみたいに優勝してほしいですね。あのレッズが
優勝したんですから、ヴァンフォーレだって可能性は
たくさんありますよね。

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プロフィール

社長写真

株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。