昨日の土曜日、今回で2回目となる雑穀エキスパート取得者による交流会が、銀座数寄屋橋交差点のクルーズ・クルーズで行われました。雑穀協会側からも、内田会長はじめ岩手・プロ農夢の伊藤副会長、キッコーマンの井上常務理事、信州大学の井上先生、料理研究家の松田先生などが参加し、エキスパートの方々も全国から120名が集まり、大変和やか、かつ熱気のあふれる催しとなりました。
今回の目的は雑穀エキスパートの方々が双方に情報交換をして、お互いに刺激を受けたり、参考にしたり、またネットワークを作るために開いたのですが、今回私も参加してみて、改めてこのエキスパートの方々の真剣な熱意に驚かされました。参加募集もあっと言う間に満員御礼となってしまったのですが、それも北は北海道、南は熊本から、という遠いところから参加していただきました。やっぱり女性が多いんですね。女性の方々の”食”に対する問題意識の高さ、危機意識が行動を起こさせるのでしょうか。
この日は銀座クルーズ・クルーズさんにもご協力いただき、さまざまな雑穀を使ったお料理も用意してもらいました。ご飯はもちろん雑穀ご飯(5種類)でしたが、そのほかにも真鯛のキビ、アワのまぶし揚げ、五穀のライスコロッケ、五穀のライスドリアに始まり、デザートも黒米のティラミスや、古代米と雑穀の白玉汁粉など、フル・コースで雑穀を楽しませてもらいました。
印象に残ったのは、参加者の方々が積極的にいろんな人とお話をし、情報を集めている姿です。自分から参加したのですから当たり前、といえば当たり前ですが、それでも大したものです。伊藤副会長が「今度、生産地を見てみたい人、手を挙げて!」といったら、ほとんどの人がサッと手を挙げました。ふーむ、これも協会の事業として何とか実現しなければ、と思った次第です。でもこういう前向きなパワーを持った方々がエキスパートとして、雑穀の良さを伝播してくれると思うと頼もしく思いました。
私は最後の中締めの挨拶をしたのですが、こんなことをお話しました。2年前の設立総会の折、東京農大の小泉武夫先生にも出席していただいたのですが、先生が「日本はそもそも”雑”の文化なんだ。豊かな自然に恵まれたさまざまなものを食べる雑食の民族だった。また雑煮、雑炊という立派な料理も存在する。雑草にしても、雑木林だって、たくましいものを感じさせるものがある。だから雑穀という表現を、ちっとも恥じることはないんだよ。”雑”はたくましく、豊かなんだ。」というようなことをおっしゃいました。我々雑穀協会内でも「雑穀という言葉は、貧しかったり、汚かったりするんじゃないか」という議論をしていたときでしたが、この先生の言葉で自信を持って「雑穀協会」と名乗っていくことにしたのを覚えています。
世の中、きれいになりすぎてしまって、ひ弱で多様性のない、また面白みのないことになっていはいませんか。ここで”雑”の文化をまた広めていくためにも、この雑穀が大いに役に立つと思います。雑穀の持つたくましさ、豊かさ、多様性を使って、皆さんと一緒に世の中にもう一度”雑”の文化の大切さを伝えていきましょう。という話をしました。でも世の中でもこの行き過ぎた清潔さに対する反省というか、疑問が起きつつあることと肌で感じます。だからこそ、今雑穀を広めていきたいと強く感じています。雑穀エキスパートの皆さん、これからもよろしくお願いいたします!そういえば、私はそもそも合格しているのだろうか?・・・・やや不安?



雑穀エキスパートの女性の皆さん、すごいパワーですね!ステキ。
日本茶の世界にも、日本茶インストラクターと言う制度があり、今7期まで誕生しています。私はその一期生です。(でもこの制度が立ちあがる2年前に、日本茶が知りたい!と東京の勤めを辞め、静岡へ移住を決めましたので、私としては制度が後からついて来た♪と思っておりますが^。^)
私もお茶の楽しさを伝えたいと思い、結局、小売店以外に、2年間の農業研修に入りました。そこで、見た農業の大切さや楽しさや、現状・難しさなど、色々感じることが出来ました。
「雑」の文化のお話、とても共感します。農業自体が「雑」の文化。単品作物で成り立たないと経営がうまく行っていないとか、兼業農家はだめだとか思われがちですが、昔は農業と林業など、組み合せで生きていたと聞きます。
日本人の「ピュア」嗜好もわかるのですが、もっと逞しい日本人がステキだと思います。私もお茶の世界でがんばらないと!
雑穀エキスパートさん、頑張ってくださいね!いつか、コラボが出来そうですね。日本茶も魅力的で「雑」な扱いをされているお茶が、たくさんありますから。
雑穀エキスパート講座、地方でも展開していただきたいと願いま〜す!