岡山の資源生物化学研究所

 この前の日曜日、月曜日と岡山県倉敷に大麦食品推進協議会http://www.oh-mugi.com/about.htmlの総会のため、行ってきました。倉敷って初めてでしたけれど、風情のある良い街ですね。大原美術館には行き損ねたのですが、大原財閥の高い志がいたるところに今も息づく素敵な街でした。我々が宿泊した倉敷国際ホテルも古かったけれど、随所に高い意識を感じるすごく気持ちの良いホテルでした。

 さて本題は今回お邪魔した岡山大学資源生物化学研究所のすごさ、です。私も大麦にかける情熱は人後に落ちないという若干の自負はあったのですが、そんなものはまだまだ単なる思いであって、実践が伴っていない甘っちょろいものだと感じました。その研究所は大原孫三郎氏が大正3年に設立した90年以上の歴史があります。http://www.rib.okayama-u.ac.jp/index-j.html そして長年大麦の研究を進め、世界から約1万種の大麦の種を集めて、しっかり保管・管理しています。現場を見せてもらいましたが、実にしっかりした保管・管理状態でした。それにしてもその収集にも、保管にもすごい手間もかかっている様子でした。皆さん、大麦って世界に1万品種もあるって知っていました?私も知りませんでした・・・。

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手前で熱心に説明しているのが、この研究所の所長であり大麦の世界的権威である武田和義先生です。その左隣の女性が当協議会の会長、池上先生です。

 もっと感銘を受けたのは、大麦を栽培している圃場でした。そこには50cm間隔で、本当に様々な種類の大麦が実際に栽培され、研究されていました。これは世界から集められた品種でして、本当にいろんな種類の大麦がありました。例えば球根性の大麦だとか、茎がネギの様にポッキリ折れてしまうものや、本当に小さくなってしまう種や、穂がオレンジに染まるものなど面白いものを紹介していただきました。

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こちらが武田先生の片腕である佐藤和広先生です。チベットでは大麦を主食とするのだそうですが、そこでヤギの乳のバターと食べた大麦でおなかをこわし、1ヶ月下痢になったのだと・・・。「体を張って・・・」と武田先生はおっしゃっていましたが、大変な思いをして世界から大麦の種を集めているんですねえ。しかし大麦を主食とする世界があることも、大変うれしい話でした。

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こんな形で数千種の大麦が所狭しと植えられていました。中には去年、佐藤先生たちが中国・雲南から持参した珍しいものもありましたよ。そのほかにも中東の品種、ヨーロッパの品種、アメリカの品種、野生品種、東アジアの品種など世界中の品種があるんです。正に壮観、こういう場所が日本にあったこと、こんな情熱を大麦に対して燃やしている人たちが存在していたことに感激しました。「やっぱり大麦はすごい植物なんだ」って再確認です。

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これは一緒に行った当社の遠藤常務(左)と、小澤取締役(右)です。昼食会場前でのショットです。でも今回は本当に刺激を受けましたよね。もっと食べやすくて、おいしい大麦を何とか作りたいですね。

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。