人間の不思議な縁、というものを感じることは私は結構多いほうだと思うのですが、今回はちょっと驚きました。先日フジテレビの営業の方が2名CM出稿のお礼に当社へ訪れたのですが、そのうちのお一人・五木さんとすごく不思議な縁があったのです。それはタイトルにもした大原秀一君の取り持つ縁です。
大原君は福岡・小倉高校出身の早稲田大学の応援団長でした。私にとっては住友商事時代の同期仲間です。でも単なる同期というより、120名の中でも特に親しい、腹を割って話せる本当の友達でした。私の結婚披露宴にも来ていただき、エールを振ってもらった思い出もあります。しかしその頑強な彼が20歳代の若さで原因不明の突然死で亡くなってしまったのです。今思い出してもその悲報を聞いたときの驚き、切なさ、やり場の無い怒りを思い出します。
不思議な縁とは、そのフジテレビの営業マン、五木さんが小倉高校野球部出身で年は大原の一つ下、しかも彼も早稲田大学・野球部へ進み、大学でも先輩・後輩として非常にお世話になった、ということがわかったからです。驚きました。まさかここで大原が共通の友人として現れるとは・・・。しかもお互い「知っている」程度の中ではなく、「本当の仲間」としての間柄の人間として会えるとは・・・。何か大原が引き合わせてくれたような気がしました。
大原は本当に「良き男」でした。不器用だけれども、どこまでも実直で、心から人を動かす力を持った男でした。五木さんがフジサンケイレディースの折に、大原の書いた高校時代の文章をわざわざ持ってきてくれました。それを読むと、いかに彼が高校時代から応援と言うものに情熱を傾け、人間形成をしてきたのかがよくわかりました。「やっぱり大原だなあ・・」という文章でした。彼は本当に厳つい見かけによらず(失礼!)、頭もよく、気も利きました。でも女性は苦手だったんじゃないかなあ。一度新宿駅で大原が実に似合わない赤いポロシャツを着て、そわそわ誰かを待っている場面に偶然遭遇したことがあります。きっとはじめてのデートじゃないか、とほほえましく思ったのを思い出します。
その可愛くてすごい男はもういません。でも今回の五木さんの縁を得て、また彼を思い出しました。そして彼の分までがんばって、あいつに負けない男にならねばならないんだ、という思いが再び湧いてきました。あいつのすごいところは、自分がヒーローになるのではなく、みんなのために自分を投げ出せるところなんだろうなあ。この点自分は全然敵いません。大原よ、永遠なれ!合掌。




いいおはなしですね。
こういう出会いがあるから、人生はやめられない、
ですね。
>自分がヒーローになるのではなく、みんなのため>に自分を投げ出せる
胸に響く言葉ですね。