早大ラグビー部・清宮監督

 先週の土曜日はラグビーの大学選手権の決勝戦がありました。ちょうど一人で家にいたので、今年はじっくりテレビ観戦できましたよ。5年連続の同一カード、早稲田大学 対 関東学院大ということでしたが、前評判どおり早稲田が王者の戦いぶりを見せて、圧勝しました。結構前半は早稲田もラインアウトも不安定で、チャンスでのペナルティーも多く、良くこういう流れだとズルズルと負ける方向へ行くものなのに、ジワジワと地力を発揮して、終わってみれば決勝戦という大舞台で41対5という点差をつけて勝てる、という力はすごいと感心しました。なるほど清宮監督が「史上最強のチーム」と試合前から豪語していただけのことはあったと思いました。

 実は私も大学時代ラグビーをやっていまして、当時早稲田のナンバー8(というポジション)だった清宮選手とも試合をしたことがあります。彼は私より一つ下の代の早稲田のキャプテンになるんです。確か高校ジャパンのキャプテンも務めていたり、当時からずば抜けた選手だった記憶はあります。しかし早稲田の監督になってからは、彼のリーダーとしての資質に改めて心から敬意を表しています。以前清宮監督が書いた「荒ぶる 復活」という本を読んだことがあるのですが、ここに、いかに低迷していた早稲田ラグビーを立て直したかが克明に書かれています。その発想、行動は正に経営そのものでした。

 まず彼は徹底的に過去のビデオを見て、悪いところ良いところを分析します。そしてそれに対して明確な方針を示し、過去の悪弊(無意味な長い練習など)とはあっさり決別します。そしてアディダスとの提携など財務面でも斬新なアイデアで革新を行い、コーチ陣も優秀なスタッフを揃え、選手を物心両面から支えるのです。

 それからの早稲田大学の復活は目覚しいものであり、その一つの集大成が先週の決勝戦だったなあ、と思いブログに書くことにしました。彼は緻密な計算の上に、大胆なビジョンを描き、それをひるむことなく実行していく。そしてあくまでも主人公は選手であり、自分は黒子に徹する。選手は勝つことに喜びと誇りを感じますますがんばりさらに成果をあげ、そういう強い組織に憧れ、新たな優秀な人材が入ってくる。こういうサイクルを作り上げたことに感服しました。選手の部分を社員に置き換えれば、これは正に経営そのものです。勝つ経営です。

 私も同年代の経営者として、また同世代のラグビー経験者として、大いに刺激を受けました。早稲田大学ラグビー部という伝統のある非常に注目される組織、負けてはいけない組織を、自分の信念に則って変革し、成果をきっちり残す姿に「これは負けられんぞ」と勝手に思いました。清宮監督、おめでとう!

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コメント

こんにちは。昨年の分から読ませて、頂きました。 
感心したり、楽しんだりしながら、拝見ました。
ヴァンフォーレ甲府の活躍は今年の愉しみです。
家庭での様子も、お知らせ下さい。
期待しています。 
お体には、充分気を付けて、お働きください。
       
        

        

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感心したり、楽しんだりしながら、拝見ました。
ヴァンフォーレ甲府の活躍は今年の愉しみです。
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プロフィール

社長写真

株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれの43歳。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
気合と体力で全国を駆け回っています。
ヴァンフォーレ甲府の躍進を心から期待しています。