dancyuって料理雑誌を知っていますか?名前の由来は「男子厨房に入るべからず」から「入るべし」とか・・・?実は私はこの雑誌の創刊号からの愛読者でして、創刊号からすべて持っています。(と言いながら先月、あまりに溜まってしまったので、2年分は捨てました。でも創刊号だけは捨てきれず、記念に?とってあります。)今月12月号が創刊から15周年なんだそうです。早いものだなあ。1990年が創刊だから、そのときは私はまだ住友商事でサラリーマンをしていました。でも食べ物には興味があったので、本当に隅から隅まで読んでいたのを覚えています。
このところはちょっと飽きてしまったのか、惰性で毎月買っていたのですが、今度は小学校5年になる息子がこの本の愛読者となって、私より一生懸命読んでいます。カエルの子はカエル、ではないですが、この息子も食べ物にすごく興味があるんです。だからその読み方がなかなか気合が入っていて、自分の好きなメニュー、例えばトンカツとか、その特集のあった号はその年月も覚えているんですよ。だから先日もイカの塩辛の作り方が分からない、と妻が言ったら息子がすかさずイカ特集のあったdancyuを持ってきてくれて大助かりでした。これにはびっくり!。あんまり食通ぶられても、困るんですが・・・。
dancyuって雑誌は私はすごくよい雑誌だと思っています。なにしろ15年も買い続けていますが、それでも毎月読みたいと思いますもの。まずすごく真面目に料理と取り組んでいる姿勢に共鳴します。王道を行く、というか、そういう奇を衒わない企画の強さを感じます。そして当然ながら15年も続けていると何度も同じメニューを取り上げているのですが、その切り口がその時代の変化に対応して、新鮮な印象を与えるのもすごいと思います。今月12月号も「日本そば」の特集ですが、これももう何度も取り上げたものなのに、新たな発見を見出させてくれます。やるなあ。
もちろん新しいおいしいお店がどんどん生まれている、という背景もあるでしょう。今月も「そば最強60店」というテーマで新たなそばの名店を紹介してくれています。私も1992年から2年ほど、関係会社のそば会社・霧しなに勤務していたので、その当時結構そばに凝って、そばの名店を調べて食べ歩いたりしたので、詳しいつもりだったのですが、全然知らない店がほとんどでした。こういうのってうれしいですよね。まだまだ新しいおいしいお店があるなんて・・・ね。透明感のある、うまそうなそばが一杯載っていて、これはまた楽しみが増えました。今度は東京・銀座の「流石」に行ってみよう!
食べるってことは、今の時代においては本当に楽しみの一つですね。本当に今の時代ほど豊かな食を満喫できる時代はなかったんじゃないでしょうかね。かつてのお殿様より絶対に我々は贅沢な食生活をしていますよね。おいしいもの、珍しいもの、を気軽に、腹いっぱい食べられるなんて、こんな幸せな時代はなかったのでしょう。本当にありがたいことです。でもだからこそ、食べるってことを意識して大切にしないといけないと思います。食材はいつの時代も、誰かが一生懸命作ったり、収穫したり、捕ったりしているのだし、有限です。この状態を当たり前だとおごったりせずに、慈しみの気持ちを持って食を楽しまねばならないと自分を戒めました。最後は急に真面目になってすみません・・・・。




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